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中小企業診断協会の会員診断士へのアンケート調査によると下記の通りです。
※コンサルティング日数100日以上の自営、コンサルティング事務所勤務の会員診断士528名の回答
500万円以下
19.3%
501万円~800万円以内
27.7%
801万円~1,000万円以内
11.4%
1,001万円~1,500万円以内
21.8%
1,501万円~2,000万円以内
9.7%
2,001万円~2,500万円以内
4.4%
2,501万円~3,000万円以内
1.7%
3,001万円以上
4.2%
独立している診断士と企業内診断士(サラリーマン)の両方が含まれるアンケートである事と、年齢別になっていない事からちょっと参考にしにくいデータです。勤務診断士がメインでしょうが、500万円以下が20%弱と言うのは若干寂しい気がします。
他の難関資格と比較すると若干見劣りするかと思います。
中小企業診断士は他の難関資格と比較すると正直稼ぎにくい資格だと思います。
会計士にしろ、税理士にしろ、社会保険労務士にしろ、それぞれ国に守られた独占業務と言うものがあります。
この独占業務はそれぞれの資格保有者にしか行えない業務であり、企業はそれぞれの業務は「絶対に」有資格者に依頼しなければなりません。
この独占業務が中小企業診断士にはないのです。
経営コンサルティングと言う業務一つ取っても、特に「中小企業診断士」の資格を保有していなくても誰でもすぐに始められる業務です。資格を保有している事で、ある程度の経営コンサルティング能力の質をアピールする要素にはなるかもしれませんが、それ以上のものではありません。
独占業務のない中小企業診断士は他難関資格に比べて稼げない、これはある程度正しいと思います。